昭和音大のホール「テアトロジーリオショウワ」にお初する
今日は小田急線の新百合ヶ丘にある昭和音大のホール「テアトロジーリオショウワ」(だったと思う)に藤原歌劇団の「ラ・ボエーム」を観に行った。以前一緒に舞台に立ったバリトンさんがショナール役で出ていたのだ。昭和音大のホールは初めてだったのでちょっと楽しみにしていたのだが、期待したほどではなかった…あることは知っていたが、あんまり見ない馬蹄形のホールで、三階席まであるクラシックな形。席は三階のR席(袖の席)で、最も舞台に近いグループの次の場所…舞台の半分は見えませんでした…いえ、せめてあの照明器具がなければ、まだしもマシだったんですが…いっそ、欧米の古いオペラ座のようにボックスシートだったらねぇ…あの、チープな手すりから覗きながら見るオペラって…なんだか惨め臭い。そりゃ安い席ですけどね…でもなぁ…戸山の旧グローブ座を彷彿とさせるアウト感を感じました。オペラやクラシックを聴かせるなら、それ相応のグレード感はあって欲しいんだよね…ホール規模にしてはかなり大きいと思われる反響板を小さくして、その分の予算を手すりや階段に回してもよかったのでは…?やっぱり、バランスって大切だよな。
その反響板のせいなのか、歌手が元気過ぎたのか(笑)、なんだか音が大き過ぎて逆に集中感を殺ぐような。囁きのような声やピアニシモには、それなりの理由があるんだよな。次に機会があったら三階席正面最後尾の席を取りたいですね。袖席は、取りません。
それと。前にも書いたけど、劇場は「背をイスの背につけて観劇する」ことがマナーであるということを徹底させて欲しい。携帯の電源を切るのと同じで、最初にアナウンスすべきだ。新国立劇場では、言い始めてる。でないと、後ろの人が迷惑する。一人やるとその後ろ全部が、前に身を乗り出すように見なくちゃならなくなる。今回、前のグループ席のカップルは、一幕の後、別の席に移ってしまった。さらに、この席、字幕が手すりにかぶるので、ずっと頭を上げ下げしながら見る羽目に……ようするに誰の設計か知らないけど、設計が悪い。
まあ、いろんな意味で、集中出来ない舞台ではありました。音は大きく響くけど、大きく響けばいいってもんじゃないとよくわかったわ。
ミミ役の方は、悪くなかったけど、もう少し繊細かつコケティッシュに歌って欲しかったな…なんだか朗々と歌っちゃってて、微妙にミミっぽくないような…ほろっとしたのは、病気のミミのために外套を売って(質に入れて?)お金に替えようとするコッリーネが外套に別れを告げる(?)アリア…男っぽい温かいアリアだ。オペラって不思議に、生の舞台では、そういう武骨な男のアリアが引き立つんだよね。
本当言えば、明日の市原多朗さんを聞きたかった…市原さんの「仮面舞踏会」をもう一度観たいなあ…「仮面舞踏会」良い演目なのに、何故かあまりやってくれない…日本のオペラファンは男性が多いので、ヒロインらしいヒロインがいない(ソプラノは人妻とズボン役)男のオペラは好まれないのかな?
























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